目次
・滅菌の種類と原理
・各滅菌方法の注意(留意)点
・放射線照射による材質への影響
・放射線劣化のメカニズムと原因
・材質劣化克服策
・放射線滅菌における材料選択のポイント
・耐放射線包材の開発事例・経緯
・放射線滅菌製品の滅菌実務と承認申請に関する通知にかかる対応について
・安定性及び耐久性(添付資料と宣誓書)
・長期安定性評価と有効期間の設定
・安定性試験の実施例
対象者
・これから放射線滅菌の導入をお考えの方
・放射線照射による材質劣化でお困りの方
・放射線滅菌における最大許容線量の設定方法・安定性試験(実施例含む)を知りたい方
要旨(概要)
急報!
「JIS T 0806-1」および「JIS T 0806-3」の最新(改正)版が10/1に発行されました。
規格動向についても最新情報を解説いたします!
多くの医療機器・医療用材料に放射線滅菌が使用されている。どんな滅菌法でもデメリットはあり、放射線滅菌では放射線照射による樹脂(プラスチック)の劣化などの課題がある。製品だけでなく滅菌状態を維持(一次包装)する役割を持つ包装材料にも影響を与える。放射線照射によって樹脂材料に材質劣化を引き起こすため、その選定や対策が肝心である。これまで受託放射線滅菌業者で培った多彩な分野・製品における実務経験から、本セミナーでは、樹脂劣化の原因・機序(メカニズム)および製品実例を挙げて課題解決法を解説する。また、製品および包装材料の安定性試験における長期安定性や有効期間の設定・考え方、試験検討・評価時の注意点、申請時の自己宣誓書の有効活用および安定性試験の実施例についてポイントを説明する。併せて耐放射線包材の開発事例についても触れる。
会社概要
大塚テクノ株式会社は、徳島県鳴門市に1985年設立され、親会社は株式会社大塚製薬工場と大塚製薬株式会社である。医薬品の輸液容器のプラスチック部材を代表とする「医療製品」と「電子・精密製品」の成形が事業の柱である。2020年版「グローバルニッチトップ企業100選」にも経済産業省から選定・認定された。
略歴・資格
1995年 住友金属鉱山株式会社入社
1997年 (元)日本原子力研究所 高崎研究所へ外来研究員として短期研修
1998年 住友金属鉱山株式会社の100%小会社である日本照射サービス株式会社へ出向
第一種 放射線取扱主任者 取得
2010年 鈴与株式会社入社
2013年 東洋器材科学株式会社入社[滅菌バリデーション責任者]
2019年 大塚テクノ株式会社入社[滅菌バリデーション責任者](現職)
事務局からのメッセージ
本ウェビナーは、過去にも大変好評をいただいている滅菌シリーズとなります。今回は、上級者を対象により実践に沿った必須スキルを受講いただけます。これまでの疑問を本講座にて解決してみませんか?
【リアル展示会会場の様子(動画/wifi環境推奨)】
2021年開催の様子はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=rgtH6eVBn1Q
2019年開催の様子はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=BO3bYB2DV4o
2018年開催の様子はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=gHqSYFr9QEk
2017年開催の様子はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=h2FdMnJwNgw
2016年開催の様子はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=5cG-2So04d0