長崎県はこれまで造船業を県内産業の柱として発展してきましたが、今後の安定した発展のためには二本目、三本目の足が必要です。造船で培って来たものづくり技術を活かす産業として、医療機器・ヘルスケア機器が注目されています。
そこで、医療機器産業に参入した企業の経営者の方、および自治体による参入支援事業責任者の方から本県中小企業経営者層に向けて先進事例をご紹介していただくセミナーを開催します。ご多用とは存じますが、是非ご参加いただきますようご案内申し上げます。
1.日時 令和2年2月26日(水曜日) 午後2時から午後5時まで
2.場所 長崎県ビジネス支援プラザ展示交流室
(長崎市出島町2-11出島交流会館9階)
3.講演
■「新事業への取り組み-船舶用機器から医療事業へ-」
ものづくり中小企業であるナカシマプロペラ㈱は約30 年前に今後の事業の第二の柱を探索し、人工関節事業を立ち上げて現在順調に事業を展開しています。その事業探索から立ち上げまでの苦労、現在の状況などを講演していただきます。
帝人ナカシマメディカル株式会社 代表取締役会長 中島 義雄 氏
■「(仮題)看護ニーズから生まれた独創的な看護用品"きるる"」
講師は看護の現場でサージカルテープをより衛生的かつ作業効率よく扱うニーズを満たす独創的なテープカッター"きるる"を考案し起業により製品化しました。講演では"きるる"の製品化の経緯とともに医療現場のニーズを新製品に結び付る取組みについてご紹介いただきます。
株式会社メディディア 医療デザイン研究所 代表取締役 山本 典子 氏
■「東京都における中小企業の医療機器産業参入促進事業」
技術力のあるものづくり企業の新たな事業として医療機器産業が注目されていますが法規制、販路開拓など障害もあります。東京都で講師が取り組む、医療現場のニーズ、中小企業の製造技術、医療機器メーカーの医療機器ビジネスノウハウを組み合わせ、新規参入を促進する事業について紹介します。
東京都医工連携HUB 機構 プロジェクトマネージャー 柏野 聡彦 氏
4.参加申し込みについて
リンク先(申込書)に必要事項をご記入の上、電子メールまたはファクリミリにてお申し付けください。
申込書の締切 令和2年2月20日(木曜日)
(本件に関する担当連絡先)
長崎県工業技術センター 研究企画課 小楠、藤本
電話番号 0957-52-1133、ファクシミリ 0957-52-1136
Eメール rdp@tc.nagasaki.go.jp