『捏造の科学者 STAP細胞事件』(2014年発行、大宅壮一ノンフィクション賞、科学ジャーナリスト大賞)や『合成生物学の衝撃』(2018年)などを手掛けた須田桃子 氏(科学ジャーナリスト)が登壇!
Open academia Lectures #2 「メディアを横断し、科学の姿を伝える」
 オーバービュー
日時 2024年10月18日(金) 19:00 - 20:30
申込期日 2024年10月17日(木)23:00   期日にご注意ください
場所
Online オンラインで参加できます
登録 事前登録が必要です
参加費 1,100円
主催academist
 内容

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  『 Open academia Lectures #2:須田桃子 氏(科学ジャーナリスト)
  「メディアを横断し、科学の姿を伝える」 』

  日 時: 10月18日(金) 19:00~20:30
  場 所: オンライン会場
  参 加: 1,100円
  主 催: academist

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○お申し込み:
  下記URLからお申し込みください。
  https://academist241018.peatix.com/view

○プログラム:

 Open academia Lecturesの第2回では、科学ジャーナリストの須田桃子さんをお迎えします。

2001年に毎日新聞に入社し、科学、医療、科学技術行政などの取材を続けてこられた須田さんは、『捏造の科学者 STAP細胞事件』(2014年発行、大宅壮一ノンフィクション賞、科学ジャーナリスト大賞)や『合成生物学の衝撃』(2018年)など、丹念な取材に基づくノンフィクションの書籍も手掛けてこられました。

2020年からはNewsPicks編集部にて、Webメディアを舞台とした科学ジャーナリズムに転向。過去1年手掛けた調査を基にした連載記事「虚飾のユニコーン:線虫がん検査の闇」は卓越した調査報道として、Internet Media Awards 2024のテキスト・コンテンツ部門や、第4回調査報道大賞奨励賞を受賞したばかりです。

本レクチャーでは、新聞の科学報道、プレスリリース、Webメディア、単行本と、メディアを横断してきた須田さんに、どのような想いで科学を伝えてきたのか、苦労や試行錯誤も含めてうかがいます。

研究者の発信の陥りがちな傾向、各メディアの特性、そして、科学行政や科学の「健全性」に関わる科学ジャーナリズムの役割――。これから科学と社会をつなぐ活動を行う研究者と、科学コミュニケーションに従事する方へのアドバイスもお聞きします。

科学の「闇」の部分にも光を当てることをいとわない国内屈指の科学ジャーナリストに、その熱意と仕事術を知るまたとない機会になります。ぜひご参加ください!


■ 須田桃子 さんプロフィール

科学ジャーナリスト。2001年毎日新聞社入社。2006〜2020年は科学環境部に所属し、科学、医療、科学技術行政などを取材。著書に『捏造の科学者 STAP細胞事件』(2014年発行、大宅壮一ノンフィクション賞、科学ジャーナリスト大賞)、『合成生物学の衝撃』(2018年)。日本の科学の現状と背景を追った科学面の長期連載「幻の科学技術立国」で取材班キャップを務め、同連載を再構成・加筆した『誰が科学を殺すのか』で2020年に科学ジャーナリスト賞。 2020年よりNewsPicks編集部。同社で手掛けた調査報道「虚飾のユニコーン 線虫がん検査の闇」はInternet Media Awards 2024及び第4回調査報道大賞奨励賞を受賞。2022年から東京農工大学客員准教授。

Xアカウント:https://x.com/MomokoSuda



■ Open academia Lecturesについて

「開かれた学術業界(Open academia)」をVisionに掲げ、学術系クラウドファンディングを中心に10年間活動してきたacademistは、今年「研究ファン、1,000人計画」という新たな挑戦に乗り出しました。その連動企画として、レクチャーシリーズ「Open academia Lectures: 研究者の生きる道、研究者を活かす仕掛けのつくり方」を開催します。

今、日本のアカデミアでは「限界」や「危機」という言葉が飛び交うほど、その持続性が危ぶまれています。学会、研究機関、政府では、日本の研究を立て直すための様々な手立てが議論されています。 しかし本レクチャーシリーズでは、「何が問題か」「日本として何をすべきか」という話はしません。むしろ、自らアカデミアの新しい形を構想し、誰もやったことがない「新しいやり方」を試す人たちの挑戦に着目します。そうした挑戦を共有しつつ、新しい挑戦を応援する。それを通じて、Open academiaの実現を加速することが本企画の目的です。

全9回のレクチャーでは、SNSでの発信を通してこれまでないアウトリーチを展開する研究者、研究者と社会をつなぐ新しいプラットフォームのプロデューサーなど、研究者としての「新しい生き方」、研究者の「新しい活かし方」を開拓する講師たちをお招きします。

講師たちの型破りな挑戦、その成功や失敗、アドバイスをもとに、各回90分のセッションにて参加者と双方向で考えます。また、どの回の参加者にも入っていただけるDiscordサーバーを通年で開設し、レクチャーについての議論や、その他の意見交換のためのコミュニティスペースとして提供します。

――“開かれた学術業界”への第一歩を踏み出している/これから踏み出してみたい皆様のご参加を、心からお待ちしています。

本レクチャーシリーズWebページ:https://academist-cf.com/lectures

■ 開催概要

日時:2024年10月18日(金)19:00〜20:30
場所:Zoom
定員:300名
参加費:1,100円(税込み)

※参加費には、第2回のアーカイブ視聴権と、2025年7月まで開設するDiscordサーバー(オンラインコミュニティ)への通年参加権が含まれます。

※ 参加登録は、10月17日(木)23:59で締め切らせていただきます。

※お申込みいただいた方には、当日のzoomと、事前に接続いただくDiscordのリンクをお送りします。


■ タイムテーブル(予定)

19:00- 開会・シリーズの趣旨説明

19:10- 須田桃子さんレクチャー

19:50- 一般参加者を交えたQ&A、ディスカッション

20:30- 閉会

 関連資料
 主催者
主催academist