【オンライン開催】 令和3年度 医工連携人材育成講座
~医療機器産業への新規参入、事業拡大のための中核人材育成に向けて~
東京都医工連携HUB機構では、都内中小企業を対象に、医療機器産業への参入及び事業拡大に向けた医工連携人材育成講座(全10回)を開講します。
医療機器産業・医工連携の最前線で活躍されている医療従事者、研究者、医療機器メーカー・ディーラー、ものづくり企業など幅広い分野からの講師陣を迎えることで、医療機器開発の入口である臨床ニーズの話から法規制、保険収載、知財、マーケティングまで、事業化に必要な基礎的な知識を体系的に学ぶことができます。
本講座を通じて、医療機器産業への新規参入や事業拡大に向けて、キーパーソンとのネットワークを構築し、業界を俯瞰しながら新たなビジネスの機会を創出する人材の育成にご関心のある企業の皆様は、是非ご参加ください。
【受講対象】都内中小企業(60名)/ 製販企業枠(10名)
※製販企業枠は、会員登録をしている大企業または都外の中小企業に該当する製販企業が対象です。
【申込締切】令和3年6月25日(金)※先着順です。
【申込方法】https://questant.jp/q/ikusei2021
※本講座の受講は、東京都医工連携HUB機構への会員登録が必須です。
【開催形式】Zoomで開催
講義 16:00〜17:30 / 交流・質疑応答 17:30〜18:00
【修了証】全10回のうち8回以上の講座に参加された受講生の皆様には修了証をお渡しします。
● プログラム ●
第1回 7月5日(月)
『医工連携の概論』
医工連携とは?ものづくり企業が無理なく円滑に取り組むには?初回講座では、医工連携の全体像と基礎を学びます。交流・質疑応答の部では、受講生の自己紹介もおこないます。
一般社団法人日本医工ものづくりコモンズ 理事長 谷下 一夫 氏
東京都医工連携HUB機構 プロジェクトマネージャー 柏野 聡彦
---
第2回 7月16日(金)
『医薬品医療機器等法の基礎』
医薬品医療機器等法は医療機器の製造販売等に対する規制であり、医療機器ビジネスをおこなうための基本的なルールです。このルールを正しく理解して医療機器に取り組めるよう、その基礎と最新動向、押さえるべきポイントを学びます。
米国医療機器・IVD工業会 RAQA委員会 副委員長 大竹 正規 氏
---
第3回 8月6日(金)
『医療機器の保険収載の基礎』
「医療機器は承認等されても保険収載されないと、なかなか病院で使ってもらえない」といわれています。
医療機器の事業化においてきわめて重要な視点である「保険収載」とは何か、その仕組み、考え方・取り組み方のポイントを学びます。
薬事コンサルタント 河原 敦 氏
---
第4回 8月19日(木)
『医療機器流通の実際 ~医療機器を売るために知っておくべきこと~』
医療機器開発では製品コンセプトの検討段階から出口戦略を考えることが重要です。
医療機器の流通の仕組み、マーケティングの考え方、取り組み方のポイントを学びます。
株式会社ホギメディカル 営業管理部 次長 矢部 文明 氏
---
第5回 9月8日(水)
『医療機器分野への参入事例』
ものづくり企業による医工連携のベストプラクティスから、医療機器産業へのアプローチ方法、取り組み方を学びます。
日進工業株式会社 代表取締役社長 竹元 盛也 氏
リサーチコーディネート株式会社 代表取締役 橋本 雅史 氏
安井株式会社 開発部 課長 波田野 真人 氏
---
第6回 9月16日(木)
『医工連携の実践事例』
ものづくり企業のパートナーとなる製販企業等のキーパーソンが医工連携の考え方、具体的事例、ものづくり企業への期待等について講義をしていただきます。製販企業の目線から医工連携を学びます。
株式会社フジタ医科器械 代表取締役 前多 宏信 氏
日本光電工業株式会社 荻野記念研究所 リサーチアドバイザー 山森 伸二 氏
第一医科株式会社 代表取締役 林 正晃 氏
---
第7回 10月6日(水)
『臨床工学技士とは』
臨床工学技士は医療機器管理・操作のプロフェッショナル。その役割や業務内容の解説から、臨床工学技士の目線からの医工連携の考え方、医療機器開発の実際までポイントを学びます。
東京医科歯科大学医学部附属病院 MEセンター 山本 裕子 氏
聖隷福祉事業団総合病院
聖隷三方原病院 臨床工学室 保科 充紀 氏
杏林大学医学部付属病院 臨床工学室 野澤 隆志 氏
---
第8回 10月20日(水)
『世界最先端最高峰の医療に学ぶ医工連携のポテンシャル』
世界最先端最高峰のマイクロサージャリーの話から「医療の未来」と「その実現のための医療機器開発ニーズ」を知り、広がりつづける臨床ニーズの世界観を学びます。「思いもよらない」臨床ニーズのポテンシャルを実感するとともに、臨床ニーズに対する感性を養います。
広島大学医学部附属病院形成外科 教授
国際リンパ浮腫治療センター長 光嶋 勲 氏
---
第9回 10月27日(水)
『特許と医工連携』
医療機器製品の競争力を高めるために、また、パートナー企業や臨床現場の知的貢献に対する適切な対応のために、医工連携を進めるうえで必要な知財の基礎と留意点を学びます。
特許業務法人太陽国際特許事務所 所長 中島 淳 氏
株式会社IP-Business.pro 代表取締役 神谷 直慈 氏
---
第10回 11月18日(木)
『これからの医工連携・医療機器開発の展望・期待』
医工学を築きあげてこられたアカデミアのキーパーソンから、医工連携・医療機器開発の本質、これまでの歴史、これからの展望・期待について講義をいただきます。これからの取り組みの基盤となる考え方を養います。
東京電機大学 名誉教授 土肥 健純 氏
至仁会グループ 介護老人保健施設 遊 施設長
東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 研究所特任顧問 伊関 洋 氏
---
プログラムは以上です。
受講対象の皆様からの、受講のお申し込みをお待ち申し上げます。